MTG新セット「カルドハイム」 統率者的目線で見たおすすめカード!
みなさまご無沙汰しております!本日も統率者語りさせていただきます!
本日語っていくのはこちら!
MTG新セット、「カルドハイム」です!
北欧神話がモチーフとなっている本セット。今作はその世界観からもファンが増えそうですね!収録されているカードも強く、発売が待ち遠しいセットとなっております!
先日公式からフルスポイラーが発表され、その全貌が明らかになりました。
統率者を紹介している本ブログでは、カルドハイムのカードたちを統率者的目線から見て、ルートワラが思ったことを書いていければと思います!
個人の感想なため、皆さんのご意見と相違があるかもしれません!なにとぞご了承ください!
一度にすべて話していくと大変なことになるため、色別に取り上げていきたいと思います!
これからカルドハイムのカードを使って統率者を始めたい!という方にもわかりやすく書いていきたいと思います!
今回は「白」のカードを取り上げていきますよ!
カルドハイム統率者おすすめカード「白編」
No.1「兵員の結集」
MTGでは全体修正を与えるカードのことを「ロード(主にクリーチャー)」や「アンセム(主にアーティファクトやエンチャントなど)」と呼びます。
これは指定したクリーチャータイプのクリーチャーを強化することができちゃいます!
2マナというお手軽さからも、部族シナジーを中心としたデッキに採用されそうです!
横並べしたり、パワーを上げたりする戦術を得意とする、白・緑の組み合わせのデッキで輝きそうな予感!
全体除去には弱いです…対策はしっかりと!
No.2「ドゥームスカール」
「予顕(よげん)」という新しいキーワード能力を持った全体除去!
通常、MTGで全体除去(すべてのクリーチャーなどを一気に破壊してしまうカード)は、コストが安くても4マナ。3マナのものもありましたが、次のターン土地が起きないというデメリット付きでした。
ところがどういうことか…
「予顕」・・・事前に2マナを払って裏向きに追放(ゲームから除外しておくこと)すると、3マナ払えばクリーチャーを一斉除去することができます・・・!
どんなに高速で盤面を展開されても、3ターン目にはまっさらにすることができる…安心感抜群な1枚です!
でもこのカードにはほかの使い方も…2マナで追放しておいて、相手にこのカードを警戒させるだけでも、相手の展開を抑え込むことができます。
対戦相手に「あれがドゥームスカールだったら…」という思いを抱かせるだけでも強力ではありませんか!
3マナという軽さも魅力です。通常全体除去を使うとマナコストの大きさからそのままターンをパス…ということも多いです。
ですが3マナなら、追加でマナアーティファクトを置いたり、インスタント呪文を構えたり(構えたふりをしたり・・・)することができます!
コントロール系のデッキや全体除去を得意とする白いデッキで活躍するかも?
「神の怒り」という強力な全体除去もあり、クリーチャーを高速展開することがそこまで多くない統率者戦においてどう使われるか・・・!
(スタンダードやパイオニアでは大活躍間違いないと思います!)
デメリットとしては「みえみえ」な全体除去なので、ブラフとして出しておくか、軽さを生かして打ち消し呪文を構えながら使うか・・・使い方ひとつで強さが分かれそう!
No.3「シュタルンハイムの駿馬」
????このコモン馬の何が強いのって?
統率者戦に於いてアーティファクトのコストを下げるカードは何かと悪用されます。
マナファクトを軽くするのはもちろんですが、装備品が軽くなったり、「上級建設官、スラム」などと組み合わせるとガシガシドローしながら、装備品やエンチャントをそろえられるかも?
置物(アーティファクトやエンチャント)を多用するデッキではいぶし銀なサポートカードになりそうな予感です!(ちなみにエンチャントクリーチャーやアーティファクトクリーチャーも軽くなる・・・)
No.4「シュタルンハイムの解放」
4マナで「飛行・警戒4/4」を出すだけでも良いし。予顕コストで追放しておいて、後半マナが余った時に大量の天使を爆発させても良いですね!
予顕コストは無限マナのはけ口にもなりそう!無限天使になんとかして速攻を付与して一斉突撃!
もしくは無限天使を自滅させ無限ダメージ…
無限にこだわらずとも、単純に天使を中心とした部族デッキに投入するのもナイス!
天使が絆魂(ダメージの分回復する能力)を持てば、大量にライフを獲得!
貯めたライフで「50点砲!」もロマンがあります…
なんだか使い方がマイナーな気もしますが…白いデッキなら雑に投入して強い1枚です!
No.5「栄光の守護者」
瞬足(インスタントタイミングでも唱えることができるカード)を持っている天使。出たときに自分の天使以外のクリーチャーを「栄光の守護者」が戦場を離れるまで追放し続けます。
例えば先ほど紹介した全体除去系のカードが唱えられた際に、後からこのカードを使うと…
まずドゥームスカールが唱えられ、解決される前に栄光の守護者を唱えると、先に栄光の守護者が戦場に出ます!(スタックの解決順については後日…!)
➡➡➡
破壊される前に、栄光の守護者で自分のクリーチャーを追放すると、そのあとに栄光の守護者がドゥームスカールによって破壊され、自分のクリーチャーが戻ってくる!
破壊から逃がすことができる強力な天使です!「戦場に出たとき...」能力を持つクリーチャーと組み合わせるのも強そう!
この辺と使うとインチキできそう…
No.6「戦闘の神、ハルヴァール」「領界の剣」
統率者戦では第1面「クリーチャーの面」(このカードでは)が伝説のクリーチャーなら統率者として指定することができます。
統率者領域に置くことができる装備品…というよりはハルヴァールを装備品でガシガシ強化してぶん殴るのが単純に強そうです!w
2色剣をつけて攻撃したら自身の効果で二段攻撃になるので、誘発も2倍!除去耐性をつければ強力な殴り統率者になりそうですね!
No.7「傑士の神、レーディン」「守護者の盾、ヴァルクミラ」
このカードも統率者に指定できますが、直接勝利に直結するカードではないので、ほかの勝ち手段を用意するか、強力な白いデッキに投入して妨害役にするのが強そうです!
おすすめは「太陽冠のヘリオッド」デッキ!
ヘリオッドバリスタという強力な勝ち手段を搭載したこのデッキ。レーディンは相手の「意志の力」「否定の力」などに対して無条件で2マナを要求することができますし、天敵である「活力の力」などのピッチスペル(代わりのコストを支払うことで無料で唱えることができるカード)への妨害にもなっています。
軽めで性能がいい白のクリーチャーを活用するデッキであることが多い「ヘリオッド」デッキにはぴったりな1枚なのではないでしょうか!氷雪土地タップインはあまり効果を実感する機会はなさそう・・・?
ちなみに裏面「ヴァルクミラ」は相手の「ヘリオッド×歩行バリスタ」コンボを完封することができるので、ミラー対策にもなるかも…?w
No.8「神に愛された者、シグリッド」
殴り統率者は許さないマン。(ウーマン?)ですね!
相手の統率者が突撃してきたら追放してしまいましょう!逆に守りを固める統率者に対して、ブロックを誘う攻撃をして、そこに合わせるのもいいですね!
コンボで勝ってくるあまり攻撃してこない相手に対しては活躍しにくい1枚ですが、クリーチャーに対してほぼ無敵となる優秀な能力に加えて、疑似的な除去を搭載しているため白なら入れておいても損しない1枚ですね!
統率者にするよりは、デッキ内に入れるのがよいでしょう!
No.9「霊体の鋼」
オーラや装備品デッキにぜひ欲しい1枚!
強力な装備品やオーラは徹底的に狙われてしまうもの…
「埋没した廃墟」などの回収手段以外にオーラそのものが回収能力を持っているのが偉いです!コストもそこまで高くなく、強力なオーラや装備品を使いまわせるので使い勝手よさそう!
修正値も+2+2とまずまずなのがいいですね!
個人的にはなかなか注目している1枚です!
以上になります!
めぼしいレアは何かしらの活躍の道がありそうですね!カードパワーが高いセットだけあって、アンコモン、コモンにも構築級のカードがあるのがすごい!
他にもデッキによって活躍できるカードはたくさんありそうです!自分のお気に入りの統率者に合いそうなカードを見つけてみてください!
次回は統率者でも最強と言われる色「青」について語ります!
☆今日の1枚☆
「歩行バリスタ」
無色マナでどのデッキにも入る「最終兵器」
xマナが2倍かかるコストのため普通に運用するとx=2マナで払っても4マナかかってしまうクリーチャー。
しかし、その能力が化け物。戦場にはxマナ分の+1カウンターが乗って出てきます。そしてそのカウンターを取り除くとどこにでも1点のダメージを飛ばせるのです。実際に使うとその使い勝手の良さに驚くことでしょう。
そして無限マナを発生させるコンボが完成すれば、無限にカウンターが乗ったバリスタが登場!無限に弾丸を射出してゲームを決めることができます!
無限マナの使い先といえばこの1枚!勝ちを目指すデッキを作りたい方はぜひ持っておくと良いですよ!